「看護学生向け 宮崎県立病院ナースガイダンス&バスツアー」に参加しました
令和元年5月25日(土)、5月26日(日)の2日間にわたり、宮崎県立病院(延岡、宮崎、日南病院、3県病院)の“ナースガイダンス&バスツアー”が行われました。これは、それぞれの施設の看護や雰囲気、地域の看護の環境について知ってもらうことで、就職先の決定の一助とすることを目的に、毎年、宮崎県病院局経営管理課看護対策担当が、卒業予定の看護学生向けに企画しているものです。本学の学部4年次生22名(延べ)、別科助産専攻3名(延べ)が参加し、病院の概要説明や教育体制の説明などがありました。また、それぞれの施設案内や見学が行われ、先輩看護師からのメッセージや、看護師との意見交換会も行われ、学生達は真剣な眼差しで聞いていました。
1日目の宮崎県立病院の見学では、普段は看護学生が実習では経験しない特殊な部署もあり、がん看護専門看護師や感染管理認定看護師などの話を興味深く聞き入っていました。学生からは、「実習で行かないところも見られてよかった。教育体制がしっかりしているので安心できます。福利厚生がしっかりしているので、結婚、子育て期間も働きやすい。不安や疑問に思っていることが解消した」などの感想がありました。また県立日南病院では「日南・串間地区医療圏を担う急性期の中核病院としての役割を理解できた。宮崎病院との違いが分かった。高齢者が安心できる看護を提供している病院だと知った。教育体制もしっかりしていて、アットホームで人の温かさを感じた。海と山、自然がいっぱいの環境の中の病院だと分かった」等の感想がありました。
2日目は、県立延岡病院に向かい、県北に位置する総合病院であり、延岡・日向・入郷地域の広範囲な医療圏の約25万人の県民を対象に、高度医療を必要とする2次・3次救急医療の役割を果たしていることが理解できました。参加した学生の感想として、「初めて屋上ヘリポートに上がって貴重な体験ができた。新人教育体制やフォローアップ研修等組み込まれて安心して学べる。救命センターの2階が災害時にも活用できるスペースだと知った。宮崎からは遠いが、地域における病院の大きな役割が分かった。それぞれの地域で県立病院の特徴や違いを知ることができ、とてもいい体験になり、受験の参考になった」という声が聞かれました。