重点研究助成を受けた研究が学会で受賞しました
「異文化圏における精神疾患患者へ看護の考え方の比較検討」(2019年度から2023年度/宮崎県立看護大学 重点研究・教育助成事業)の取組成果が、第31回多文化間精神医学会学術集会にて演題発表され、 2024年11月24日に優秀ポスター発表賞を受賞いたしました。

受賞演題名
異文化圏における精神疾患患者へのリハビリテーションの考え方の比較検討~インドネシアと日本の看護学生の比較~
受賞者
川村道子,葛島慎吾,川北直子,Lisna Agustina,Hilda Meriyandah,Kiki Deniati,Dinda Nurfajri
概要
日本とインドネシアの看護学生を対象に、精神疾患をもつ患者の看護について比較を試みた海外との共同研究です。
音楽を用いたリハビリテーションを題材として調べたところ、心の安寧、活動性の刺激、自己表現、生活の質向上などの共通点が見られました。また、社会的な背景による両国の特色についても示しました。
受賞者コメント
これまでご支援くださった皆様、本研究や調査にご協力いただきました皆様に心から感謝申し上げます。引き続き、精神看護や異文化圏での精神看護に関する比較検討等の研究、発展に寄与していきたいと思います。今後ともよろしくお願いします。(川村)