大学からのお知らせ

研究情報の公開(オプトアウト)

2025年05月12日

 人を対象とする研究を行う際には、原則として対象となる方から直接同意を頂くことが必要となりますが、既に得られている情報等を使用する研究については、国が定める「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」に基づき、対象となる方から直接同意を頂く代わりに、研究に用いられる調査情報等の利用目的を含む研究内容を公開し、研究が実施されることについて対象者(代諾者を含む)が拒否できる機会を保障することが必要とされています。これを「オプトアウト」といいます。 
 今回、下記の研究について、オプトアウトの対応を取らせていただきたいと思います。
 この研究は、宮崎県立看護大学研究倫理審査委員会の審査を受け承認を得て行っているものであり、研究の成果は、関連学会や学会誌などでの発表に使用される場合がありますが、名前など個人が特定できるような情報が公表されることはありません。
 本研究に参加されるかどうかはご本人様の自由意思となっており、本研究に参加されない場合でも不利益が生じることはありません。また、本研究への参加を希望されない場合は、令和7年6月11日までに、問い合わせ先までご連絡ください。データの使用を拒否された場合でも、ご本人様への不利益は生じません。なお、本研究では、氏名などの個人を特定できる情報を削除したうえで取り扱いますので、研究開始後あるいは研究終了後に本研究への参加を辞退することはできません。

研究課題

看護学生の終末期ケア教育における事例演習の効果

研究目的

死生看護学を受講し提出された学生の記録物から、導入した事例演習の効果を明らかにし、さらなる教育改善に向けた示唆を得ることを目的としています。

研究対象

令和6年度に「死生看護学」を受講した学生の記録物

研究期間

令和7年4月11日~令和9年3月31日

利用する情報

1. 初回授業(令和6年10月1日)後に提出されたワークシートのうち、「現在の死生観」について記述された内容

2. 7-8回目(令和6年11月12日)の授業後に提出された課題のうち、「現在の死生観」について記述された内容

3. 事例演習を導入した4回目(令和6年10月28日)および7-8回目(令和6年11月12日)の授業終了後に提出されたリアクションペーパー(講義を受けて感じたこと・考えたこと)

個人情報の取り扱い方法

本研究においては、「死生看護学」の記録物を使用します。記録物はExcelにダウンロード後、速やかに氏名を削除し、個人が特定できないようにしてから使用いたします。

研究組織

研究責任者および情報管理者
 勝野 絵梨奈(宮崎県立看護大学看護学部 准教授)

分担研究者
 加藤 沙弥佳(宮崎県立看護大学看護学部 講師)  原村 幸代(宮崎県立看護大学看護学部 助教)

問い合わせ先

宮崎県立看護大学 勝野 絵梨奈
メールアドレス:katsuno@mpu.ac.jp