大学からのお知らせ

感染症予防対策研修会in高千穂町

 地域貢献活動の一環として、学外からの依頼を受けて、講義や講演を行った内容を紹介します。

 令和7年3月19日水曜日に高千穂保健所が開催した「感染症予防対策研修会」に、看護研究・研修センター 副センター長の邊木園幸 准教授が講師として参加し、高千穂保健所管内の高齢者施設に勤務する職員を対象に講演を行いました。この研修会は、新たな感染症危機に備え、正しい知識と対応方法を習得することを目的に開催されました。参加者は邊木園准教授の指導により、施設での感染拡大防止対策に関する講義や新興感染症が発生した際のゾーニングの考え方について、模擬事例を使って机上シミュレーションを行いました。また、高千穂町国民健康保険病院感染管理室の興梠裕樹副室長も参加され、高齢者施設等感染対策向上加算について説明されました。参加者からは、「職員間で情報共有を行いながら、チームで感染対策に取り組みたい」、「完璧なゾーニングはなく、シンプルで分かりやすいものを職員で話し合いながら考えることが大切であるということが分かった」など、すぐに自施設で取り組める学びが得られたという多くの声が聞かれました。

 

研修会の様子
研修会の様子
研修会の様子