国際交流活動

概要

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本学では、学術・教育の発展を目的とし、1)交流大学との情報交換により本学教員や学生の視野の幅を広げ、2)本学で築いてきた看護学・看護教育を発信し、3)学術的・教育的協力を通して、国際的にネットワークを広げるため、海外の大学とも交流しています。
現在、主にアジア諸国との学術・教育交流に重点を置き、チェンマイ大学(タイ)・朝鮮看護大学(韓国)・イッサン看護大学(インドネシア)・バニサレ看護大学(インドネシア)の看護学科などと学術・教育交流協定を締結しています。

短期海外派遣奨学金プログラムでは、長期休暇を利用した短期海外研修のための奨学金を支給しています。派遣された学生は、帰国後、帰国報告会、大学祭、オープンキャンパスなど学内外に向けた報告活動を行っています。また、より多くの学生が自由に海外の生活文化を体験できる短期海外研修プログラムも提供しています。

各プログラムの紹介

短期海外留学奨学金プログラム

本学での学びを土台に、海外で挑戦してみたいこと・学んでみたいことを、学生自らが形にした短期留学です。夏期・春期休業期間を利用した短期留学企画を募集し、書類審査(必要に応じて面接審査)の結果、原則2件に対し留学を支援するための奨学金(費用の一部)を支給しています。

短期海外研修プログラム

チェンマイ(タイ)研修プログラム

チェンマイ大学の学生寮に滞在し、講義、演習、施設見学を通してタイの看護、医療、看護教育を学んだり、伝統や文化の違いを学んだりします。また、授業以外でも、学生同士が大変親しく交流しているプログラムです。期間は約10日間です。

韓国研修プログラム

地方都市と首都での生活体験ができるプログラムです。光州市では、朝鮮看護大学訪問・施設見学・学生交流など、ソウル特別市ではホームステイしながら、生活文化体験をします。期間は約1週間です。

サンノゼ(米国カリフォルニア州)研修プログラム

日系人が多く生活している治安のよいサンノゼ市内でホームステイしながら、サンノゼ州立大学看護学部、高等学校、老人施設訪問などを通して、地域の方々や看護師、看護学生と交流し異文化を体験するプログラムです。期間は約10日間+ロサンゼルス2泊のおまけつきです。

インドネシア研修プログラム

ジャカルタ市内・郊外の2つの看護大学訪問、医療施設・地域の保健活動の場などへの訪問を通し、学生、地域の方々、現地看護師との交流が盛りだくさんのプログラムです。期間は約10日間です。

台湾研修プログラム

第1回プログラムがコロナウィルス感染拡大により残念ながら中止となりました。再開できるようになったら、台南市では、ホームステイをしながら中華医事科技大学を訪問・学生交流・施設見学など、台北市では生活文化体験ができるプログラムになります。

チェンマイ大学看護学部留学生受け入れプログラム

チェンマイ大学看護学科から短期留学生を受け入れます。期間は約1週間。留学生はホストボランティア(本学学生)宅にホームステイしながら、講義、演習、施設見学・学生交流などを行います。

研究交流

本学教員が、海外の大学等と研究・教育を通して交流しています。

学術・教育交流協定大学

各プログラム紹介

研究交流

精神看護学の研究チーム (川村道子、河野義貴、葛島慎吾)が、国立インドネシア大学の精神看護学のProf.Dr.Budi Anna Keliatと研究協定を締結し、「異文化圏における精神疾患患者へ看護の考え方の比較検討」の共同研究を起ち上げました。

本学の川村らは、2018年よりProf.Dr.Budi Anna Keliatと交流を持ち、同年インドネシアに渡航した際には、インドネシアのボゴール地区に立地する国立ボゴール精神科病院(Rumah Sakit dr. H. Marzoeki Mahdi Bogor)を訪問しました。この病院は、東京帝国大学の呉秀三先生が1898年に欧州留学に出かける途中に見学されており、ドイツの精神医学の泰斗クレペリンが、20世紀初頭に訪れ、その後研究成果を論文として発表されているという精神医学の歴史上重要な病院でした。1980年前後には、本邦の精神科医の中井久夫が訪ねたという病院でもあります。このように、これまで精神医療の大家が訪問したと言われている病院に、我々も足を運ぶことができ、大変貴重な体験となりました。

共同研究者であるProf.Dr.Budi Anna Keliatは、国立ボゴール精神科病院の中の1つである精神科急性期病棟をコンサルティングしていますが、その病棟内の視察をさせていただきました。また、病院長や病院スタッフとディスカッションし、両国の精神医療や看護についての情報交換も行いました。そのような交流を経て世界各国の様々な事情の中でも精神疾患患者の基本的人権が否定されることなく、健康回復につながる確かな取り組みを行いたいという気持ちが一致し、共同研究を行う運びとなりました。今後、Prof.Dr.Budi Anna Keliatの他にインドネシア大学の国際交流・国際学術共同研究担当の教員を含めて、研究を進めていく予定です。

インドネシア大学大学院生との交流
インドネシア大学大学院生との交流
Rumah Sakid dr. H. Marzoeki Mahdi Bogor
Rumah Sakid dr. H. Marzoeki Mahdi Bogor
インドネシア大学キャンパス
インドネシア大学キャンパス
日本研究チーム
Prof. Dr. Budi Anna Keliat 現地通訳
現地研究協力員
日本研究チーム
Rumah Sakid dr. H. Marzoeki Mahdi Bogor