教員プロフィール
田中 美智子
たなか みちこ [Michiko Tanaka]
学部講義担当 博士前期課程担当 博士後期課程担当
michiko-ta
メッセージ
1.人体の構造と機能の科目を担当します。とてもハードな科目ですが、学んでいくことで、ひとのからだのすばらしさを実感できると思います。
2.みなさんは本を読んでいますか。自分で経験できることは限られています。本からこれまで接したことのない考え方や生き方にも触れることができますし、自分の周りで見えていない部分が見えることもあります。自分の見方を広げてくれる言葉に出会ってください。
3.せっかくの学生生活、いろんなことにチャレンジして、大いに視野を広げてほしいと思っています。
領域・職名 Field・Title |
看護人間学I(教授) |
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学位 Degree |
博士(医学)千葉大学大学院 |
担当科目 Courses |
<学部> 人間常態学I-1、人間常態学I-2、人間常態学I-3、人間常態学・病態学実習、人間常態学基礎I、人間常態学基礎II、看護研究、卒業研究 <博士前期課程> 健康増進看護学特論、健康増進看護学演習、看護学研究方法論、基礎看護学特別研究(健康増進看護学) <博士後期課程> 健康増進看護学特講、看護学研究方法論応用、科学者倫理、基礎看護学特別研究(健康増進看護学) |
研究テーマ Research Theme |
(1)高齢者の健康維持増進に向けての呼吸法 (2)高齢者の睡眠の質改善 (3)女性における睡眠 (4)排便パターンの分類に関する研究(聖路加国際大学他との共同研究) (5)発達障害児の子育て支援 (6)慢性呼吸器疾患患者の呼吸困難に対するFacial Coolingの効果(静岡県立大学の研究分担) |
学外活動 Off-campus Activity |
日本生理学会評議員 日本看護研究学会 日本看護技術学会査読委員 看護人間工学会理事・編集委員会 日本看護科学学会代議員 表彰論文選考委員会 |
学内委員会 Committees |
将来構想・自己点検評価委員会、危機管理対策委員会、ハラスメント対策委員会、研究倫理委員会、研究科教務・入試委員会、研究推進委員会、教務委員会、研究不正防止委員会、利益相反委員会、宮崎県立看護大学地域貢献等研究推進事業審査委員会委員 他 |
オフィスアワー Office Hours |
前期 / 曜日 :木曜日 時間 :2限目 後期 / 曜日 :火曜日 時間 :2限目 |
業績 Research |
<教育実績> 1992年より鹿児島純心女子短期大学、その後、鹿児島純心女子大学において、看護教育に携わり、1998年より宮崎県立看護大学において看護人間学Iで人間常態学Iの講義を担当し、2009年~2017年の間は福岡県立大学看護学部にて生態機能看護学の講義担当、2017年より再び、本学にて人間常態学Iを担当している。 <研究実績> 【著書】 1)田中美智子. 1章1節, 4章1・2・4節, 呼吸機能障害/循環機能障害, 健康の回復と看護(1), ナーシンググラフィカ.佐伯由香・田中美智子編集.メディカ出版, 2014年1月第3版. 2)田中美智子.各章の看護の観点から. 新体系看護学全書,人体の構造と機能. 解剖生理学. 橋本尚詞.鯉淵典之編集.メヂカルフレンド社, 2020年.12月.第4版. 3)田中美智子.各章の看護の観点から.看護学入門. 人体のしくみと働き. 橋本尚詞編集. メヂカルフレンド社. 2021年.11月.第5版. 4)田中美智子. 消化器系の構造と機能, 消化吸収に関連したフィジカルアセスメント. エビデンスに基づく消化器看護ケア関連図. 吉治仁志,西田直子監修. 松浦純平編集. 中央法規. 2022年.2月. 【論文】 1)林恵理子, 田中美智子.(2023)「解剖学標本示説実習における看護学生の学び」形態・機能. 21(2), 57-65. 2)塩田昇, 廣瀬理絵, 松山美幸, 加藤法子, 藏元恵里子,田中美智子,江上千代美.(2022)「陣痛促進剤による薬害被害者」の講演を聞いた学生は薬害防止に向け何を思い・感じたか. 福岡県立大学看護学研究紀要. 19, 77-87. 3)菱沼典子, 加藤木真史, 野月千春, 酒井礼子, 丸山朱美, 平澤ちよみ, 久賀久美子, 秋山雅代, 加籐京里, 縄秀志, 田中美智子,矢野理香,栗田愛, 塚越みどり. (2021)「排便パターン分類フローチャート」の臨床での有用性. 日本看護技術学会誌. 20, 68-78. 4)田中美智子,江上千代美,松山美幸,津田智子,野末明希,長坂猛.(2021).在宅の高齢者における入眠前後の自律神経反応と主観的評価.日本看護技術学会誌.20.20-28. 5)江上千代美,田中美智子,松浦江美,安酸史子. (2020).関節リウマチ患者に対する慢性疾患セルフマネジメントプログラムの効果. 福岡県立大学看護学部研究紀要.17.27-35. 6)江上千代美,塩田昇,惠良友彦,田中美智子.(2020). 発達障がいのある児の母親の養育レジリエンスの向上を目指して.福岡県立大学看護学部研究紀要. 17,.1-4. 7)加藤木真史,細野恵子,久賀久美子,丸山朱美,秋山雅代,加藤京里,吉良いずみ,酒井礼子,田中美智子,塚越みどり,縄秀志,野月千春,菱沼典子,平澤ちよみ,南山祥子,矢野理香. (2020).フローチャートを用いた排便パターンの分類精度の評価―模擬排便記録を用いた調査から―. 日本看護技術学会雑誌.19.1-13. 8)Michiko Tanaka, Mou Nagasaka, Chiyomi Egami, Miyuki Kondo, Kiyoka Yamashita, Yoshikazu Sakakibara. (2018).Influence of the menstrual cycle on sleep parameters and autonomic nervous response. Journal of Ergonomic Technology, 18. https://www.jergotech.com/issues/ 9)田中美智子,江上千代美,近藤美幸,長坂猛.(2017). 眼への温熱刺激による身体反応および主観的評価に対する加齢の違い,日本看護技術学会誌,16(1),10-20. 10)吉良いずみ,細野惠子,加藤木真史,菱沼典子,田中美智子,井垣通人,丸山朱美,加藤京里. (2016).排便パターン分類のためのフローチャートの作成―フローチャートの妥当性検討―, 日本看護技術学会誌, 15(2),154-162. 11)井垣通人,菱沼典子,細野恵子,吉良いずみ,田中美智子,加藤木真史,加藤京里,丸山朱美,留畑寿美江. (2016). 排便パターン分類に必要な観察期間の検討―4週間から2週間への短縮化の可能性-, 日本看護技術学会誌, 15(2), 183-187. 12)細野惠子,加藤木真史,吉良いずみ,菱沼典子,田中美智子,井垣通人,丸山朱美,加藤京里. (2016).排便パターン分類のためのフローチャートの開発,日本看護技術学会誌, 15(1),74-80 . 13)田中美智子,江上千代美,近藤美幸,長坂猛,榊原吉一.(2016).高齢者1事例におけるライフイベントが睡眠状態に与える影響.看護人間工学研究誌.16, 37-42. 14)田中美智子,長坂猛,江上千代美,近藤美幸,榊原吉一.(2014).センサーマット型睡眠計と睡眠日誌による高齢者の睡眠評価~1事例の検討~.看護人間工学研究誌.14,29-34. 【その他】 田中美智子,藏元恵里子,津田智子,長坂猛,松山美幸,塩田昇,江上千代美. (2020).薬害被害当事者による講義を受講した学生の学び.-テキストマイニングによる分析と内容分析-. 看護展望. 45,71-77. <外部資金獲得実績> 【研究代表者】 QOL向上を目指した睡眠調節機構を基盤とした睡眠パターンの分類化と支援の構築(2023-2026) 更年期女性への睡眠を促すケア導入と日常生活の質改善プログラム(2019-2022) 働く更年期女性の睡眠に着目した就労生活の質を改善するケアの検討(2015-2018) 高齢者を対象とした日常生活下での睡眠評価と睡眠改善ケアの効果に関する研究(2011-2014) 【研究分担者】 働き盛り更年期男性の睡眠と日常生活の質の改善プログラムの構築(野末明希代表:2023-2025) 慢性呼吸器疾患患者の呼吸困難に対するFacial Coolingの効果(加藤京里代表:2020-2023) 睡眠の変化は翌日のパフォーマンスにどんな影響を与えるか(長坂猛代表:2019-2022) 発達障害の診断前の児の親の養育レジリエンス向上-基本的生活習慣の修得を目指して-(江上千代美代表:2018-2021) |