「地域医療を支える看護学生スタートアップ講座」を開催しました
12月24日に、次年度の地域推薦入試の合格者と保護者、および地域推薦入学在学生、市町村担当者、本学教員が一堂に会し、地域医療を支える看護学生スタートアップ講座を開催しました。
本学では、「推薦を受けた地域の看護職者に就き、地域住民の健康を担い、将来リーダー的役割を果たすことができる優れた看護職者の育成と確保を目指す」という目的で、地域推薦入試制度を導入しています。その合格者や保護者が、4年間の学生生活がイメージできて不安なく学生生活がスタートできること、市町村担当者や先輩たちとのネットワーク構築のきっかけとなるよう企画しました。また、この講座を通して地域推薦入試制度の目的を参加者で共有して地域推薦入学生としての自覚を育み、地域医療を志す先輩たちとの交流を通して互いに地域医療について考えるきっかけとなるように実施しました。
59名(合格者及び保護者4名、在学生22名、市町村担当者10名、教員23名)が参加して、「卒業生の活動報告」「在校生の入学前課題報告」「市町村担当者との意見交換会」「交流会」「三者面談」を行いました。
卒業生の活動報告では地域医療と新人看護師としての学びが報告され、在校生から「就職が近づくにつれて不安も大きかったが、話を聞くことで具体的にイメージが出来て良かった」といった感想が聞かれました。1年生の「推薦市町村の地域の特性について把握しよう」の報告ではそれぞれが課題に取り組んだ成果が報告され、2年生から「地域の特性が分かり、自分の地域との共通性や相異性が分かった」という感想がありました。その後、市町村担当者・教員との三者面談や交流会を行ったところ、市町村担当者からの「推薦した学生の思いが直接聞けて良かった」という感想や、合格者から「不安がなくなり、入学するのが更に楽しみになった」という感想が聞かれました。
次回も同時期に開催を予定しており、今後も市町村との連携を取り、学生へのより良い支援を継続的に行っていきます。