研究支援

重点研究・教育助成事業

宮崎県立看護大学では大学として重点的かつ戦略的に取り組む研究および教育の推進、若手研究者の育成のために支援体制を整えました。

研究費助成

大学として重点的かつ戦略的に取り組む必要がある研究及び教育を推進することを目的とし、学内競争的資金制度として「重点研究・教育」助成事業を実施しています。

採択課題一覧
報告書 受賞
  重点研究助成を受けた研究が学会で受賞しました
  (詳細は「トピック」タブからご覧ください)

大学院博士前期課程学生奨励研究助成事業

研究活動の活性化と発展を目的とし、学内の優れた研究活動に対する教育支援の一環として、大学院博士前期課程学生奨励研究助成事業を実施しています。

採択課題一覧

科研費申請補助事業

科学研究費助成事業(文部科学省)の獲得を促進するために設けた制度です。採択されなかった本学の教員は、翌年の採択をめざして、この支援制度に応募することができます。

実績
  • 2018年度(平成30年度) 高橋秀治
  • 2021年度(令和3年度) 河野朋美
  • 2022年度(令和4年度) 山岡深雪、葛島慎吾、金子美千代、原村幸代
  • 2023年度(令和5年度) 川村道子、甲斐鈴恵、神薗洋子
  • 2024年度(令和6年度) 甲斐鈴恵、坂下恵美子、高橋秀治、郡ハルミ、河野義貴、福永美紀

トピック

重点研究助成を受けた研究が学会で受賞しました

「異文化圏における精神疾患患者へ看護の考え方の比較検討」(2019年度から2023年度/宮崎県立看護大学 重点研究・教育助成事業)の取組成果が、第31回多文化間精神医学会学術集会にて演題発表され、 2024年11月24日に優秀ポスター発表賞を受賞いたしました。

賞状

受賞演題名

異文化圏における精神疾患患者へのリハビリテーションの考え方の比較検討~インドネシアと日本の看護学生の比較~

受賞者

川村道子,葛島慎吾,川北直子,Lisna Agustina,Hilda Meriyandah,Kiki Deniati,Dinda Nurfajri

概要

日本とインドネシアの看護学生を対象に、精神疾患をもつ患者の看護について比較を試みた海外との共同研究です。
音楽を用いたリハビリテーションを題材として調べたところ、心の安寧、活動性の刺激、自己表現、生活の質向上などの共通点が見られました。また、社会的な背景による両国の特色についても示しました。

受賞者コメント

これまでご支援くださった皆様、本研究や調査にご協力いただきました皆様に心から感謝申し上げます。引き続き、精神看護や異文化圏での精神看護に関する比較検討等の研究、発展に寄与していきたいと思います。今後ともよろしくお願いします。(川村)