県民公開講座in都城市「子宮頸がんを撲滅するために」を開催しました
令和6年8月24日(土曜日)、ウエルネス交流プラザ・ムジカホール(都城市蔵原町11街区25号)にて、地域貢献等研究推進事業「子宮頸がんに関する健康推進事業(代表者 川越靖之教授)」として、「県民公開講座~子宮頸がんを撲滅するために」を開催しました。
宮崎県の子宮頸がん罹患率の減少を目指し、県民を対象に、宮崎県におけるワクチン接種及びがん検診の推進・普及活動の一環として開催したものです。一般県民の方、行政関係者、教育関係者など約100名の参加がありました。
最初に本学の川越教授による講演「宮崎県の子宮頸がんを滅ぼそう」、続いてタレントの原千晶さんによる講演「大切にしたい自分の体~2度の子宮がんを経験して」、最後は「子宮頸がんのこれからを考えよう」というテーマでパネルディスカッションを行いました。パネリストとして、川越教授、原千晶さん、野田俊一医師(都城市産婦人科開業医)、本学学生 黒木菜摘さん、都城市内高校の生徒さんが登壇しました。来場者から多くの質問が出て、活発なやり取りがありました。子宮頸がんについて考えていただく有意義な講座になりました。
参加者アンケートに多くの御感想をいただきました。一部紹介します。
- ワクチン接種の必要性を改めて感じました。正しい知識を知り、広めることが大切だと思いました。(10代女性)
- 講話を聞いて、子宮頸がんワクチンの男女接種や効果がはっきり分かっていることを初めてちゃんと知りました。また、健診の受診勧奨や知識が皆に届いていないと、予防はできないことを改めて実感しました。(20代女性)
- 原さんのお話は、検診を“よだきがる”県民全員に聞いて欲しいと思った。高校生を登壇させることで、彼女たちが自分事として捉えるようになり、良い企画だと思った。男子学生も取り込むと良いのではと思った。(40代女性)