小学生のためのサマースクール2024を開催しました
令和6年8月19日(月曜日)から21日(水曜日)の3日間、小学生のためのサマースクール2024を開催し、宮崎市内の小学6年生16名が参加してくれました。
1日目は、開講式の後、学内探検として大学の様子を見学し、その後、「感染予防と手洗い」「赤ちゃんのお世話」についての体験学習がありました。
感染予防と手洗いでは、感染予防についての話を聞き、手洗いの方法を学び、手洗い評価キットを用いてどのような点に注意したらよいかを考えました。
また、赤ちゃんのお世話では、胎児の成長過程を学び、実際に赤ちゃん人形に触れて赤ちゃんのお世話を体験しました。
2日目の午前は、「生命のサインを知ろう」「大切な人が倒れたら」についての体験学習がありました。
生命のサインを学ぶ看護体験では、心臓の働きを学んだ後、聴診器を使って自分や赤ちゃんモデルの心臓の音を聴いてみました。
また心肺蘇生法(心臓マッサージ・AEDの操作)を実際に体験することで、大切な人が倒れた際、救急車が到着するまでの間どのように対処するのかを学びました。
午後は、1日目に採取した手指や身の回りの物の細菌を観察しました。また、2日間の学習を通して気づいたことや感じたことをグループ毎に話し合い、まとめました。
3日目は、前日にまとめた内容をグループ毎に発表し、学びを深めました。
終了後のアンケートでは、「将来に役立つようなことがたくさん体験できて、嬉しかった。」「初めて会った友達、先生と楽しく学べ、夏休みの良い思い出になった。」「将来医療の仕事につきたいともっと思うようになった。」などの感想が寄せられました。
本イベントをきっかけとして、健康や生命への関心が高まり、将来の看護職者が増えることを期待しています。