大学からのお知らせ

「神話のふるさと県民大学」を開催しました

2023年01月25日

地域貢献等研究推進事業「神話のふるさと県民大学開催事業」の一環として、宮崎県と本学が連携し、「神話のふるさと県民大学」を開催しました。

「神話のふるさと県民大学」は、「記紀編さん1300年記念事業」によって掘り起こされた、本県の神話や伝承、神楽などの様々な魅力を県民の方々に知っていただき、次世代へと継承していくため、県内外の多彩な講師によるリレー講座やフィールドワーク、講演会、神楽の紹介などを行うものです。

本学の大館真晴教授が登壇した令和4年11月26日のリレー講座では、國學院大學の上野誠教授をお招きし、「日本人と歌~記紀万葉から現代短歌まで~」をテーマに講演及び対談を行いました。
大館教授は古事記と日本書紀の違いから、景行天皇の九州巡行秘話と思邦歌(くにしのいうた)などについて、ソフトでわかりやすい弁舌で講演を行い、上野教授は新海誠監督のアニメ映画『すずめの戸締まり』にまつわる宮崎の話題などを交えながら、歌の実用性と芸術性などについて、ユニークな語り口で講演され、会場を沸かせました。両名の対談も、宮崎の魅力、日向の名称にまつわるお話など語られ、盛り上がりました。

神話のふるさと県民大学の様子
國學院大學の上野教授(左)と本学の大館教授(右)による「神話のふるさと県民大学」