宮崎南高等学校「鵬イノベーションコンテスト」に審査員として参加しました
県立宮崎南高等学校では、「産学官連携による人の地域循環プログラム」をテーマとして地域に根ざす人材育成に取り組まれており、本学教員は1、2年生の探究活動について指導協力しています。今回、第1学年の探究学習を生かした「鵬イノベーションコンテスト」が実施されました。このコンテストは、企業、団体、大学等から提案された9分野のテーマに対する解決策をグループで考えるというものです。
本学からは、藪田亨理事長が【宮崎の防災】「地震・津波災害から早期に避難をするため、どのような対策、取組が有効かを提案せよ」と、佐藤信人特任教授が【宮崎の医療】「認知症になっても住み慣れた地域で最期まで幸せに暮らせる仕組みづくりの方法を提案せよ」の2分野のテーマを出して、令和4年7月下旬から12月にかけて課題の解決に向け、1年生に挑戦してもらいました。その間に両名はテーマの講義と、解決に向けた指導助言を依頼され、審査員として参加しました。
そのグループ研究結果の発表会が、令和4年12月22日に開催されましたが、いずれも難しいテーマの中、どのグループもインターネットを活用した情報収集を行いながら、宮崎の現状を分析し、課題の抽出を行い、未来的な発想に基づくものや、実現可能性の高い具体的対応策を提案するなど、大変熱心な発表が見られました。