令和8年度感染管理認定看護師対象の特定行為研修開講予定のお知らせ
宮崎県立看護大学看護研究・研修センターでは、令和8年度に宮崎県内の医療機関等に従事する感染管理認定看護師を対象とした特定行為研修を開講する予定としています。
開講する特定行為区分及び特定行為は2区分3行為です。
・栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連
持続点滴中の高カロリー輸液の投与量の調整
脱水症状に対する輸液による補正
・感染に係る薬剤投与関連
感染徴候がある者に対する薬剤の臨時の投与
定員は6名で、研修の受講期間は、令和8年4月から令和9年3月までです。
募集要項の公開は、令和7年9月頃を予定しています。
本研修は、働きながら受講可能となっています。受講内容の詳細やスケジュール、受講料等は、募集要項でお知らせします。
なお、令和9年度以降の特定行為研修の開講につきましては未定です。
特定行為研修について
県民連携事業
特定行為研修全体に関連し、特定行為研修は、チーム医療のキーパーソンである看護師が、患者及び国民並びに医師及び歯科医師その他医療関係者から期待される役割を十分に担うため、医療安全に配慮し、在宅を含む医療現場において、高度な臨床実践能力を発揮できるよう、自己研鑽を継続する基盤を構築する。
さらに、生命の尊厳を基盤とした豊かな人間性と多職種と協働できる協調性、特定行為分野における実践的な理解力・思考力及び判断力ならびに高度かつ専門的知識及び技能を身につけ、看護の質の向上と、人々の健康と保健・医療・福祉の向上に寄与できる看護職者の育成を目指す。
目標
共通科目
・多様な臨床場面において重要な病態の変化や疾患を、臨床推論力・病態判断力を活かし包括的にいち早くアセスメントする基本的な能力を身につけ
る。
・多様な臨床場面において必要な治療を理解し、科学的根拠をもとにケアを導くための基本的な能力を身につける。
・多様な臨床場面において患者の安心に配慮しつつ、必要な特定行為を安全に実施する能力を身につける。
・問題解決に向けて多職種と効果的に協働する能力を身につける。
・自らの看護実践を見直しつつ標準化する能力を身につける。
区分別科目
・多様な臨床場面において当該特定行為を行うための知識・技術及び態度の基礎を身につける。
・多様な臨床場面において医師又は歯科医師から手順書による指示を受け、実施の可否、実施及び報告の一連の流れを適切に行うための基礎的な実践
能力を身につける。
開講する区分別科目
・栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連
・感染に係る薬剤投与関連
受講要件
出願時に、公益社団法人日本看護協会認定看護師制度における感染管理認定看護師の資格を持ち、かつ宮崎県内の医療機関等に従事する者
定員数
6名
開講期間・在籍期間
開講期間:令和8年4月~令和9年3月
在籍期間:1年
スケジュール
研修場所
eラーニング授業については働きながら学修することが可能であり、集合研修は宮崎県立看護大学看護研究・研修センターで実施する。臨地実習については、宮崎県立看護大学看護研究・研修センターと連携する協力施設での実施が可能である。但し、研修修了後も各所属施設において特定行為の実践を有効に行っていくためには、安全に活動する施設基盤や指導医による継続した指導が重要であるため、臨地実習については所属施設(関連施設含む)で行っていただくことを原則※とする。
※所属施設で臨地実習を行う際には、宮崎県立看護大学看護研究・研修センターの協力施設として、あらたに本学より九州厚生局に協力施設の申請を
行う。
申請にあたり連携協力体制(指導者、医療安全管理体制、緊急時対応、患者への同意説明体制、当該症例数など)に関するに情報を提出。書類作成にあ
たっての情報の提出は、令和8年3月中旬頃を予定。(令和8年2月に説明会を実施予定)
研修内容
共通科目
共通科目259時間のうち236時間をeラーニング(遠隔授業)で実施する。それ以外の講義・演習(実技含む)・実習(観察評価)・筆記試験は集合研修で実施する。
科目名 | 時間数 | 教育方法 | 学習形態 |
---|---|---|---|
臨床病態生理学 | 30 | 講義・演習 | eラーニング |
臨床推論 | 46 | 講義・演習 | eラーニング |
演習・実習 | 集合研修 | ||
フィジカルアセスメント | 46 | 講義・演習 | eラーニング |
演習・実習 | 集合研修 | ||
臨床薬理学 | 47 | 講義・演習 | eラーニング |
疾病・臨床病態概論 | 42 | 講義・演習 | eラーニング |
医療安全学 特定行為実践 |
48 | 講義・演習 | eラーニング |
演習・実習 | 集合研修 | ||
計 | 259 |
特定行為研修区分別科目
区分別科目47時間のうち18時間をeラーニング(遠隔授業)で実施する。それ以外の講義・演習・実習(観察評価)・筆記試験は、集合研修で実施する。
科目名 | 時間数 | 教育方法 | 学習形態 |
---|---|---|---|
栄養及び水管理に係る 薬剤投与関連 |
18 | 講義・演習 | eラーニング |
10症例(臨地実習で1行為5症例の経験) | |||
感染に係る薬剤投与関連 | 29 | 講義・演習・実習 | 集合研修 |
5症例(臨地実習で5症例の経験) |
募集要項
募集要項
募集要項、申請書瑠一式を掲載しています。
受講申請書類(Word)は下記からダウンロード可能です。
オンライン個別相談会
オンライン個別相談会
特定行為研修の概要や年間スケジュール、受講申請手続き、研修費用の補助制度などについて、オンラインで相談できます。
参加を希望される方は、下記のメールからお申し込みください。
申込期間
令和7年9月19日(金)午後5時まで
オンライン個別相談開催日時
令和7年9月22日(月)、24日(水)、26日(金)、29日(月)、30日(火)
午前9時から午後5時まで(おひとり1時間程度)
詳しくはオンライン個別相談会チラシの裏面を御覧ください。
使用ツール・方法について
Microsoft Teams(無償)
Microsoft Teamsのアプリをダウンロードしなくても使用できますが、動作環境に制限があるため、アプリのダウンロードを推奨します。
インターネット環境はご自身で準備をお願いします。
後日、招待のURLを御登録されたメールアドレス宛に送付致します。
実施の3日前までに、メールが届かない場合はお問い合わせください。
申込みについて
「nintei-ic@mpu.ac.jp」よりお申込みください。
件名に「特定行為研修 受講相談」、本文に「所属」「氏名」「相談したい内容」「希望日時(第2希望まで)」を御記入ください。
研修生募集
ただいま準備中です。
Q&A
ただいま準備中です。