別科助産専攻
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別科助産専攻長挨拶

濱嵜 真由美
助産師の役割は、産科医療技術が高度化・複雑化する中で、正常分娩の介助、妊娠、産褥、 新生児の各時期におけるきめ細やかなケア、授乳や育児の相談・支援等です。宮崎県民が安 心して子どもを産み育てる観点からも極めて重要な役割です。別科助産専攻の助産師教育は、質の高い実践的助産師の育成であり、地域に密着した専門職業人を目指しています。さらに、県立看護大学の役割として、学び直しのニーズに対応したキャリア教育を充実させています。
1期生から7期生は、学士課程終了後の卒業生、看護師養成校卒業生、看護師資格を有する社会人の計101名が修了致しました。その内87名(86%)が宮崎県内に就職致しました。
新型コロナウイルスは5類感染症になりましたが、講義・演習・実習は感染に配慮をしながら実施していました。修了生の助産学実習が無事に修了できましたのは、宮崎県内の周産期医療ネットワークの拠点病院4か所と、2か所の診療所・病院、7か所の助産院、5か所の市役所の指導者の皆様の温かいご指導のおかげだと感謝致しております。
令和6年度以降も宮崎県の母子保健・医療の課題を見据えながら、実習施設と大学の連携をとり効果的な実習を考えています。是非、「まなび野の地」で宮崎県内の母子のために、助産師を目指す熱意のある方のご入学をお待ちしております。