分野紹介

普遍分野

人間についての総合的理解を深め、自己の人間性を豊かにする幅広い教養と、状況に対応できる判断力を養うため、人間を育む自然、社会、文化的環境について学修します。

自然界と看護 – 生命を守る空気、水、食物など人間を取り巻く自然界と自然が人間に及ぼす影響について学びます。
人間社会と看護 – 生命力を高める法社会のしくみと制度、情報科学の基礎、スポーツなどについて学びます。
個の尊重と看護 – その人の心に働きかける人間の心のありようや人間関係の形成の仕方、および他国の言語について学びます。
文化と看護 – セルフケア能力を高める人間社会の歴史や文化、セルフケアや癒しの方法である音楽や芸術などについて学びます。

専門基礎分野

人間の身体的側面、精神的側面、社会的側面を理解し、さらに、これらを統合し全人的な観点から病気を見つめ、看護実践の基礎となる知識や考え方を学修します。

看護人間学 I-身体のしくみや病気人間の身体の構造や機能、病気の状態および回復過程について学びます。
看護人間学 II-心のしくみや病気人間の精神の発達特性、精神の病気、人間形成に影響する要因について学びます。
看護人間学III-社会的なしくみ地域社会の健康についてアセスメントする方法、保健・医療・福祉のしくみについて学びます。
看護人間学総論全人的視点から看護することにつながる病気のとらえ方について学びます。

専門分野

基礎看護学では看護理論と基本技術について学修します。精神看護学では、生活者の社会的自立にむけた精神の整え方の理論と方法を学修します。公衆衛生看護学では、地域で暮らす人々の健康生活を支える看護を学修します。在宅看護学では、地域で療養する人々への看護を学修します。母性看護学、小児看護学、成人看護学、老年看護学では、生活者のライフサイクルに対応して、それぞれの対象特性に応じた理論と方法を学修します。また、この8領域では、それぞれに看護学実習を行います。看護統合では、主体的な将来設計に繋がるようなキャリアデザインや体験を統合して評価・発展させるための科目、専門性の高い科目を学びます。

基礎看護学看護の基盤となる看護理論と基本技術について学びます。
精神看護学生活者の社会的自立にむけた認識の整え方の理論と方法を学びます。
公衆衛生看護学個人・家族・集団・地域の健康の保持増進と疾病の予防、生活の質の向上を目指すための理論と方法を学びます。
在宅看護学在宅で療養する方や生活のしづらさを抱える方、その家族への看護を学びます。
母性看護学次世代が健康に生まれ育つための看護について学びます。
小児看護学子どもが健やかに育まれるための看護について学びます。
成人看護学成人期の対象の特性と看護について学びます。
老年看護学老年期の健康課題を理解し、対象の特性に応じた看護実践について学習します。
看護統合主体的な将来設計に繋がるようなキャリアデザインや体験を統合して評価・発展させるための科目、専門性の高い科目を学びます。