授業に関すること

教育課程の概要

本学のカリキュラムは、すべての人々の健康への学習と実践を願ったF.Nightingale の理念を継承して、“看護とは何か”を学問的に解き、教育内容を創出しています。

<教育課程の概念図>で示すように、科学的なものの見方・考え方を育てながら体験を通して看護学の概念と実践的能力を身につけることができるように、一般教育と専門教育とを体系的に統合して編成しています。
一般教育は、あらゆる看護の状況に対応できる判断能力を養うために、諸科学の成果とその形成過程を重視して学び、普遍性を探究する思考を習慣化するという観点から普遍分野とし、<自然界と看護><人間社会と看護><個の尊重と看護><文化と看護>の4領域を配置しています。
専門教育は、看護の基礎科学である専門基礎分野と看護に関する専門科目から成る専門分野を配置しています。専門基礎分野は、<看護人間学Ⅰ><看護人間学Ⅱ><看護人間学Ⅲ>の3領域を置き、これらを統合し、看護実践力の基盤強化につながる<看護人間学総論>を配置しています。専門分野は、<基礎看護学><精神看護学><公衆衛生看護学><在宅看護学><母性看護学><小児看護学><成人看護学><老年看護学>の8領域を置いています。また、普遍分野、専門基礎分野、専門分野の学修を統合させながら、看護の実践能力を高め、生涯にわたり看護学を追究・発展させていくための科目群として看護統合を配置しています。