教育情報の公表
大学案内
本学の特色
達成目標と評価
教育プログラムの特徴
本学は、ナイチンゲールの看護論を基盤に据え、「自分の持てる力を差し出せるような看護職者を育成する」を、教育理念とし、看護専門職者育成に取組んでいます。
看護を専門職と位置づけたナイチンゲールが「ナースは人々に三重の関心を注がなければならない」と説いた教えを、看護実践方法論として実習において活用しています。三重の関心とは、人々の健康状態を理性的に把握することと、その状態にある人に人間的な関心を重ねることによって、技術的・実践的な関心が定まり自分の行為を看護にすることができるというものです。実践方法論に導かれつつ看護実践を行ない、その実習体験と省察の繰り返しの中で看護専門職者としての自覚・責任を学ぶことができるよう、自己評価能力の向上を重視した体系的な看護教育のカリキュラムを編成しています。
地域貢献
本学では、地域貢献活動推進の中核となる『看護研究・研修センター』を附設しています。
『看護研究・研修センター』は、大学と地域をつなぐ<架け橋>として、大学の持つ「知」や「資源」をうまく使い、大学と地域がそれぞれの強みを活かし、健康な暮らしと社会の実現につながる地域づくりや人づくりをすすめています。
本学の教職員と学生は、地域貢献活動を通し、県内自治体、保健・医療・福祉等の関連施設、各種団体、そして地域に暮らす皆さまとのつながりを深め、共に成長・発展することを目指しています。
令和7年度の主な取組は以下のとおりです。
地域貢献等研究推進事業
県民連携事業
- 公開講座開催事業
- 出前講座開催事業
- 親子を対象とした小児期からの健康習慣づくりプロジェクト
- 青年期女性のプレコンセプションケア事業
- 更年期支援プログラムの検証
地域看護職等連携事業
- 看護師に向けた性的マイノリティへの受療行動支援事業
- 障がい者(児)入所施設における生活の場に応じた感染対策強化事業
- 看護師の月経前症候群セルフマネジメント事業
- 県内医療機関に従事する外国人労働者の人材育成における課題把握事業
- 精神科訪問看護力育成事業~看護師による対象理解の特徴把握~
官学連携事業
- 子宮頸がんに関する健康推進事業
- 神話のふるさと県民大学開催事業
- 宮崎県学校メンタルヘルスリテラシー教育教材の拡充事業
認定看護師教育課程
本学では、看護職者がより高度な知識・技術を修得し更なる人々の健康と保健・医療・福祉への貢献ができるよう、公益社団法人日本看護協会が認定する感染管理認定看護師課程(A課程)教育機関の認定を受けています。※令和7年度休講中
他大学との連携
高等教育コンソーシアム宮崎に加盟し、県内各高等教育機関と連携し、「単位互換等による学びの充実事業(コーディネート科目:宮崎の郷土と文化)」等に取り組んでいます。
自治体等との連携
「宮崎県男女共同参画審議会」や「宮崎市高齢者福祉計画等推進協議会」等の委員として参画し、政策形成を支援しています。
出前講座「出張!ひむかアカデミア」
自治体や医療機関、福祉施設、地域のグループ組織等からの依頼により、ニーズに合わせた講師派遣を行っています。
その他
助産師等育成・定着支援事業
- 地域志向の看護力を備えた訪問看護師養成事業(地域志向看護教育プログラム開発と検証、訪問看護師の人材育成支援)
県委託事業
- 保健師の力育成事業(県内保健師の人材育成支援)
学外協力事業
- 災害支援協力事業(県内の看護職とともに災害支援への協力)
- 感染症感染拡大防止対策支援(県・関係施設との連携による支援)
広報活動事業
- 看護研究・研修センター事業年報のリポジトリへの掲載(年1回)